熱を込めて! 文章に感情をのせる"7つのコツ"
あなたの文章に、熱を込めるために。
う〜ん.....悩みました。すごく。
AIらしくない文章って、なんだろう。
最近よく聞く
「AIっぽい文章」
「人間らしさを出した方がいい」と。
その度に思うんです。
その境界線って、どこなんだろうって。
一応お伝えしておくと、
私もライティングにAIは使っています。
比率的には8割が私で、2割がAI。
体裁を整える
アイデアをもらったり、
誤字脱字がないかチェックさせたり。
そういう使い方です。
基本的に文章を全て書き終わってから使っています。
だから「AIを使うな!」
なんて言うつもりはないです。
ただ、
どうやったら熱い記事が書けるのか、
考えました。
というのも、理由は2つあって。
1つ目が、しものんさんの記事。
確かに自分の記事も感情が
乗っていたのかと言われると、
そんなことはなかったかもしれない。
そして2つ目は、どてらいさんの記事。
熱くクレバーな記事を書いていたので、
ちょっと熱をもらったこと。
そんな理由から
「どうやったら熱がこもった記事が書けるのか」
この問いにずっと立ち戻っていたんです。
考えて、考えて、今回ですが、
私なりに、熱を込めるための
7つのコツをまとめてみました。
これが、
全てというわけでもないですが、
ぜひ使ってほしいなと思って。
ただ、
テクニック以前にどうすればいいのかも、
いちばん最後に載せているのでぜひ見てください。
「お前が言うんかい!」って
声も聞こえてきそうですが、
ぜひ参考にしてみてください。
ライティングには2種類ある
まず前提の話をすると…
ライティングには、
大きく2つあると考えています。
ひとつは、
読者の認識を変えるライティング。
「なるほど」
「そういうことだったのか」
「今までの見方が間違っていたかもしれない」
「どゆこと?と立ち止まってもらう」
と、思ってもらうための文章です。
読者の頭の中に、
新しい価値観を作るライティングです。
もうひとつは、
読者の行動を促すライティング。
「欲しい」「申し込みたい」
「今、手に入れた方がいい」
「これは面白い!」
「有益だ!」
と思ってもらうための文章です。
読者の感情を動かし、
行動まで導くライティングです。
前者は
「そういうことだったのか」と理解を深める文章。
後者は
「今、動いた方がいい」と感情と行動を動かす文章。
今回は、後者です。
この前提を踏まえて文章に、
熱を込める方法を順々にお伝えします!
1:擬音を使え
ドックン、ドックン。と心臓が高鳴り、手に汗がじわっと滲んだ。
ゴクリ。と息を飲んで、目の前の画面をじっと見つめた。
ザワザワ。と心が落ち着かなくなり呼吸だけが少し浅くなった。
じんわり。と胸の奥が温かくなった。
ソワソワ。と身体の奥が騒ぎ出した。
カチッ。と何かが自分の中でハマった気がして…。
みたいな感じです。
ほんの少し心拍数が、
上がりませんでしたか?
人は擬音を読むと、
無意識に自分の身体に重ねるんです。
「ザーッ」と書けば雨の音が聞こえる。
「ゴクッ」と書けば喉が動く。
文字なのに、
身体が反応する。
文字なのに、
画面上のテキストで伝わる。
それだけで読者の心拍数を操れる。
使わない手はないでしょう。
2:情景をイメージさせろ
「美味しいビールはいかがでしょうか?」
まぁ、悪くはないと思いますが…。
心は動かないと思います。
じゃあ、これはどうですか。
真っ白な砂浜。
真っ青な海が広がるビーチで、
キンキンに冷えたビール。
ゴクリっと一口飲み込む。
喉を通って、くぅうぅぅうぅう〜〜〜うまい!
どうですか。喉、乾きませんでしたか?
同じ「ビール」の話なのに、まるで違うんです。
情景を描けば、
読者の五感が勝手に動き出すんです。
頭じゃなくて、身体で読んでもらえる。
「美味しいです」は情報。
「キンキンに冷えたビールがごくんっと喉を通る」は体験。
これが情景を思い浮かべる
文章の分かれ目だと思っています。
3:予定調和を崩せ
人は文章を読んでいると
「次はこうなるだろう」と
無意識に予測しながら読んでいます。
その予測通りに進む文章は、
安心感はあります。
でも、心は動かないんですよね。
だから、崩す。
ただ、これは
文章の途中でどうこうというよりも、
開いた冒頭で一気に
引き込む力だと思っています。
最初の一文で「え?」と思わせる。
その瞬間、読者は前のめりになるイメージです。
例えば….
小説 カミュの『異邦人』書き出し。
「今日、ママンが死んだ」
※いろんな訳があり
いきなりこれで始まるんです。
説明なしに
「ママンが死んだ」と、
ぶっきらぼうに始まる。
読んだ瞬間、
脳が追いつかないでしょう?
「え、誰?」「なんでそんな冷静なの?」「どういう状況?」
その「なんで?」「どういうこと?」が
読者を前のめりにさせるんです。
文章を読むモードにさせるというか。
こちら側の
フィールドに引き込む感じですね。
もっと身近な例でいうと、
Substackの記事の冒頭もそうです。
「〇〇について解説します。」で
始まる記事と、
「昨日、全部◯◯をやめました。」で
始まる記事。
どっちを読みたくなるか。
冒頭の一撃でこれを使えるかどうかで、
その先の読むテンションが決まるとすれば。
これも使わない手はないですね。
最初の一文に、
全力を注いでみてください。
4:緩急、リズムを使え
同じようなリズムで
文章がずーっと並んでいると、
どうなるか。
塊をドンって、渡された感じ。
だと私は、思っています。
正直、私の昔の記事がまさにそうでした。
(過去の記事を見てください)
もう、反省しかないわけですが…。
だから、リズムをつける。
1行でバシッと書く。
意図的に改行する、2行開ける。
長い文のあとに、短い一言を置く。
これだけで、
文章に「呼吸」が生まれます。
読者が息継ぎできるようなイメージです。
そして、
短い一文が来た瞬間に、ハッとする。
ずっとサビの曲って聴き疲れるでしょう?
文章も同じです。
静かなAメロがあるから、サビが映える。
リズムは音楽だけのものじゃない。
文章にもリズムがあるんです。
5:短く削れ
これはシンプルに
「要するにこういうことだよね」と変換する力です。
数行で説明していたものを、
1行でズバッと言い切る。
それだけで、
言葉の密度が跳ね上がります。
たとえば、こんな文章があったとします。
「大分県のとある高齢者施設で、もう何年も入所しているおばあちゃんがいました。毎日、窓の外をじっと見つめていて、職員さんが声をかけても静かに微笑むだけ。家族はもう何年も面会に来ていなかったけれど、おばあちゃんはずっと誰かを待っているようでした。そして最後まで、誰も来ることはありませんでした。」
一応、伝わると思います。状況も、悲しさも。
でもこれを、
1行にするとこうなります。
「大分の高齢者施設で起きた、誰も知らない悲しい物語」
たった1行。
でも、ぐっとしませんか。
何があったんだろう。読みたくなる。
ただここに至るまでに、
何行も何行も書いて、
削って、削って、
最後に残ったのがこの一文なんです。
削った分だけ、
残った言葉に力が生まれる。
長く書くのは簡単です。
短く削る方が、はるかに難しい。
それでも
「この文章をもっと短くできないだろうか」
この問いを自分に投げてみてください。
6:キラーワードを入れろ
今の時代の特徴かもしれませんが、
さらっと読んで、雰囲気を掴む。
そんな感じがします。
パッと画像で
判断されているような感じです。
これが現実だと思っています。
だからこそ、
読者の目を止めるキラーワードを仕込む。
記事で読んでほしい箇所を
その言葉を太くしたり、
大きくしたり、
あえて1行だけポツンと置いたりする。
流し読みしている目が、
ピタッと止まる瞬間がある。
そこが勝負でその一瞬で、
読者を引き戻せるかどうか。
流し読みされても、記憶に残るように。
この1ヶ所だけ伝えたい、
120点の言葉を仕込んでみてください。
7:会話を使え
たとえば、こう書いたとします。
「上司に企画を提案した。
最初は否定されたが、粘り強く説明したところ、最終的に通った。」
まぁ伝わりますよね。情報としては十分です。
でも、これを会話にするとこうなります
上司「いや、これ無理だろ。」
私「一回だけ、聞いてもらえませんか。」
上司「…。」
私「3分で終わります。」
上司「わかった。3分だけだ。」
どうですか。空気が変わりませんか。
上司の「間」、必死さ、緊張感。
全部、会話の中に入れてみました。
同じ内容なのに、
距離感がまるで違うと思いませんか。
世の中で「ストーリー調」と
言われているものの正体は、
実はこれだったりします。
全部つなげるとこうなる
ここまでの7つ、
バラバラに語ってきました。
でも、これが全部重なるとどうなるか。
こんな感じです
もう辞めようかな。
夜23時。
パソコンの画面だけが、
ぼんやりと部屋を照らしていた。
半年前に始めたサービス。
何度見ても、申し込みはゼロだった。
毎日書いた。SNSも更新した。
でも、反応は「いいね」が2つか3つ。
きっと頑張っても誰にも、届いていない。
3杯目のコーヒーは、
とっくに冷めていた。
一口すすった。ぬるい。苦いだけ。
キーボードの上に手を置いたまま、
画面をぼーっと見つめていた。
カーソルが、ちかちか点滅している。
何も浮かばない。
ふぅ、とため息がこぼれた。
向いてないのかもしれない。
そう思って、
パソコンを閉じようとした。
ピコン。
通知が1件。
ドクン。
DMだった。
知らない名前。恐る恐る開いた。
「はじめまして。毎日読んでいます。昨日の記事を読んで、涙が止まりませんでした。ずっと一歩踏み出せなかったんです。でもあの文章に背中を押されて、今日、申し込みました。本当にありがとうございます」
え…。
たった一人の反応で、全部が報われた気がした。
画面がぼやけた。
涙が、じわっと滲んでいた。
スマホを手に取った。
震える指で、電話をかけた。
友人「こんな時間にどうした?」
私「ちょっと、聞いてくれ!」
友人「なに、泣いてんの?」
私「泣いてない。泣いてないって!」
冷めたコーヒーを、もう一口飲んだ。
さっきと同じ、ぬるいコーヒー。
でもなぜか、さっきよりちょっとだけ美味しかった。
やめなくて、よかった。
【解説】
擬音(ピコン、ドクン、ちかちか、じわっと)
情景描写(夜23時、冷めたコーヒー、点滅するカーソル)
予定調和の崩し(「もう辞めようかな。」で始まる冒頭)
リズムの緩急(短い文と長い文の交互、「え…。」の一語)
キラーワード
・何度見ても、申し込みはゼロだった。
・誰にも、届いていなかった。
・たった一人の反応で、全部が報われた気がした。
会話(友人との電話のやりとり)
こんな感じで、
ぜひ使ってみてください!
最後に
ここまで7つのテクニックを
お伝えしてきました!
ただ最後に
どうしても伝えたいことがあります。
本当に伝えたかったことは、
文章に正解はないということです。
もっと言えば、
正解がないからこそ、
自分の文章が生まれるものだと思っています。
そして…
「この気持ちをどうやって表現しようかな」
そんな一番大切な部分を
AIに渡してしまうのは、
非常にもったいない!!
誤字脱字を直す。
体裁を整えるアイデアをもらう。
そういう部分でAIを使うのは、
とても便利です。
私自身も、かなり使っています。
しかし!使うのは最後だけ。
自分の体験。自分の感情。自分の言葉。
その人にしか出せない「熱」の部分まで、
AIに渡してしまうのは、少し違うのかなと思っています。
もちろん最初から
きれいな文章なんてできません。
私も最初は、ぐちゃぐちゃです。
「なんか、ぐわんってきた」
「ここで、グッと心を掴まれた」
「うまく言えないけど、すごかった」
最初は、
それくらいでいいと思うんです。
まずは、自分の中にある熱を、
ばっと外に出してみる。
そこから削って、磨いて、整えていく。
文章は、
最初から完成させるものではなく、
ちょっとずつ
育てていくものだと思っています。
最初からきれいに書こうとすると、
不思議なくらい熱が消えてしまいます。
だから、順番が大事です。
先に熱を出す。整えるのは、そのあと。
私自身AIがない時代から、
コツコツとメルマガを書いてきました。
そして….
毎日書いている今でも、
いまだに試行錯誤しています。
Substackで
書き始めてからも、
自分の記事の書き方は
どんどん変えています!
どうやったら届くだろう。
この文章は本当に必要だろうか。
客観的に見て、
ちゃんと伝わるだろうか。
自分の言葉になっているだろうか。
そんなことを、
毎回考えながら書いています。
でも、ここに明確な正解はありません。
誰かが決めた正解に近づくより、
自分の中にある違和感や熱を、
どう言葉にしていくか。
正解なんてない。
だからこそ、書くことは難しい。
だからこそ、書くことは面白い。
正解がないから、
自分の文章が生まれる!
正解がないから、
試行錯誤に意味がある!
正解がないから、
誰かの真似ではなく、
自分の言葉で書く価値がある!
熱い記事を書くために必要なのは、
自分の中にある熱を消さないこと。
そして、
その熱を、下手でもいいから、
自分の言葉で外に出してみること。
文章に熱を込めて!
Substackは、
あなたの熱のこもった
記事を待っています!
最後までご確認いただき、
ありがとうございました!
もし読んでみていいと思ったら、
ぜひコメント、リスタックを
していただけると嬉しいです。
今後の励みになります。
※購読者限定※
今後は、
Substackの記事だけでは
書ききれない。
非言語で受け継がれる、
マーケの思考・考え方をお届けします。
記事とは別の形で、
届けていくためにただいま準備中
(無料で公開します)



「熱はそのままに」って指示をよく出していたけれど、なかなかうまくいかず、結局、自分で手直しが多いです。参考にさせていただきます(^^)✨️
熱のこもった文章って人を惹きつけますよね!
私もAIっぽいかな?AIっぽいってなんだろう?
と最近思ってました!
参考にさせていただきます🥹